AIで認知症の予防 会話や表情から健康状態を分析

09/19 19:16 更新

 認知症などの兆候をAI(人工知能)を使って事前につかみ、進行を遅らせる取り組みが始まっています。  日本生命の子会社が開発したこのシステムは、老人ホーム向けに高齢者の健康維持をサポートするものです。会話の内容や表情などから、AIがその人の健康状態を分析し、介護や認知症の兆候などを発見します。そのうえで、一人ひとりに合わせたエクササイズや脳トレなどのプログラムをつくり、一日2回、15分ずつの実践を促していきます。  利用者:「あー、(AIが)呼んでるからやろうかなって感じで。こういうものがあると毎日いいかなという気はします」  施設スタッフ:「算数が得意だった方がちょっと計算を間違えたりとか、こういうのを使うことによって素早く察知できたとしたら、初期の大切な時期に適切な援助に入れるかなと思いました」  厚生労働省の試算では、2025年に介護職員が約38万人不足するといわれています。  ニッセイ情報テクノロジー・林秀樹部長:「高齢者の数は増えるんですけれども、介護になってる人が少ない社会をどれだけ作れるか。予兆をどれだけ早く察知するかにかかっていると思います」