「いなりの日」? 恵方巻き後も商魂たくましく…

02/08 17:32 更新

 最近、店にいなり寿司がたくさん並んでいると感じた人もいるかもしれない。2月11日は「初午(はつうま)いなりの日」、なぜこの日にいなり寿司なのか。  おにぎりと同じぐらい広いスペースをいなり寿司が占めている。そう、今年から2月11日は初午いなりの日なのだという。2月の縁起物といえば恵方巻きが有名だが、初午いなりとは一体、何なのか。お稲荷様が初めて祭られたのが午の日だったことから、節分から初めての午の日には初午祭りが行われる。そのお供え物は、やはり…。  豊川稲荷東京別院、知客・内田良光さん:「もともと、稲荷というのは五穀豊穣(ほうじょう)。日本人が稲が良く育つようにと始めた信仰。お米をお供えするのは俵。俵がいなり寿司に似ている、そこから(いなり寿司を)お供えすることに変わっていった」  今年の初午は2月7日。ただ、初午は毎年、変動することから全日本いなり寿司協会がいなりの日普及のため、2月11日を初午いなりの日と登録したのだ。  豊川稲荷東京別院、知客・内田良光さん:「実際に、その日に食べたから何か良いことがあるというわけではないのでしょうが…信仰ですね。信じることのなかから、自分たちに良い方向に物事を向けるということ」  今、いなり寿司も進化している。イクラや豚の角煮など9種類がずらり。  おいなり食堂・花澤克己さん:「(Q.包まないの?)これ、オープンですね。オープンいなりなんで」  包まずに上に具をのっけるスタイルをオープンいなりという。炊き込みご飯にはイクラやタコをトッピング。  おいなり食堂・花澤克己さん:「初午いなりの日だけにとどまらず、毎日の食事に出ればうれしいな」