“北朝鮮の水爆”日本列島を通過!?正恩氏の狙いは

09/22 21:05 更新

 北朝鮮の新たな挑発は大変衝撃的なものでした。トランプ大統領の「完全に破壊する」という警告への答えは「太平洋沖での水爆実験」。水爆が日本の上空を飛ぶかもしれません。  北朝鮮・李容浩(リ・ヨンホ)外相:「おそらく史上最大の水爆の地上実験を太平洋上で行うということになるのではないか」  こう話すのは国連総会でニューヨークを訪れている北朝鮮の李外相。なぜ、そんな話が急浮上したのか。これは22日、金正恩委員長の名前で初めて出された声明について、その真意を表す言葉でした。「史上最高の超強硬措置の断行を慎重に考慮する」「アメリカの老いぼれを必ず火で罰する」。あくまで個人的な考えとして、金委員長が述べた「超強硬措置」を「太平洋上での水爆実験」と示唆した李外相。これに対し、小野寺防衛大臣は…。  小野寺防衛大臣:「仮に水爆(実験)を太平洋上でということになると、従前の弾道ミサイルの実験の例からすれば、我が国上空を通過することも否定できない」  事態が一気に緊迫しました。それに先立ち、日・米・韓の3カ国首脳会談が行われました。トランプ大統領は、北朝鮮と取引する海外の企業や銀行などに経済制裁を科す独自制裁を打ち出し、その大統領令に署名。日本と韓国は最大限協力する姿勢を打ち出しました。1946年から1958年まで、アメリカによって67回も行われた太平洋上での核実験。日本のマグロ漁船が水爆の灰を浴び、乗組員23人が被ばくするなど後々まで健康被害、環境被害が問題となりました。そして、現在まで20年以上、海での核実験は行われていません。