“発射”に中国「制裁は限界」 今後の米中協議は…

09/15 11:52 更新

 15日朝、北朝鮮がまたミサイルを発射しました。北朝鮮に大きな影響力を持つ中国国内の反応はどのようなものでしょうか。北京から報告です。  (山本志門記者報告)  中国では海外メディアを引用して報道は出していますが、今のところ、政府の公式なコメントは一切、出していません。ただ、北朝鮮の度重なる挑発に相当な怒りを持つ中国側の関係者は多く、これまでも国連安保理の制裁を段階的に強めていくなど、再三にわたって自制を求めてきました。今回も国連安保理で追加制裁が議論されれば、中国側も乗らざるを得ないところまで追い込まれているともいえます。しかし、一方で、ある中国側の外交関係者は朝、取材に対して「経済制裁は限界に来ている。北朝鮮の体制をどうするのか、そこまで考える段階に来ているのではないか」と今後の最悪の状況を危惧するような分析も聞こえてきます。また、ある北朝鮮関係者に連絡を取ってみましたが、「個人的見解だ」としたうえで、こう説明しています。「今回のミサイル発射は、経済封鎖を決めたアメリカとそれに追随する日本などへの対応だ。今後のアメリカの出方次第では我々は最後の手段も辞さず、相当な緊張情勢にある」と語っています。北朝鮮の一歩も引かない状況に中国側がどう対応していくのか。今後、トランプ大統領と習近平国家主席の電話会談が行われれば、それが大きな分岐点になる可能性が出てきました。