北ミサイル発射に列島激震!グアム射程に…狙いは?

09/15 21:05 更新

 北朝鮮がミサイル発射実験を強行しました。今回の飛行距離は約3700キロ。グアムにも十分届きます。  15日朝早くに突如、鳴り響いた防災無線。北海道や東北など広い範囲の地域がJアラート(全国瞬時警報システム)で住民に避難が促されました。北朝鮮が発射したミサイルは午前6時57分ごろ、平壌市順安(スナン)付近から発射され、北海道の襟裳岬上空を通過して午前7時16分ごろ、太平洋に落下しました。飛行時間は約19分間。高度は最大で800キロ。飛行距離は約3700キロで、先月29日に発射されたミサイルよりも1000キロ長い距離です。これはアメリカ軍基地のあるグアムに届く距離。こうしたなか、韓国軍は北朝鮮のミサイル発射とほぼ同時に弾道ミサイル「玄武2」の発射訓練を実施し、北朝鮮の挑発に即座に対応できる態勢が整っていることを強く示しました。韓国のこのような対応は初めてのことです。韓国大統領府関係者によりますと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日の時点で北朝鮮がミサイル発射の兆候があるとの報告を受け、弾道ミサイルの射撃訓練を了承していました。また、NSC(国家安全保障会議)でさらなる圧力強化を働き掛ける姿勢を示しました。  一方、アメリカのトランプ大統領。ミサイル発射直前に北朝鮮問題に関する記者団の質問には「詳しくは話せないが、中国と密接に連絡を取っていて、彼らはとてもよくやっている。信じてくれ。アメリカは安全だ」と答えていました。また、アメリカの国務省も、ツイッターで「連続する挑発は北朝鮮を外交的・経済的に孤立させるだけである」「国連決議は我々が取るべき行動だ。すべての国に金正恩政権に対する新たな措置を取ることを求める」とさらなる制裁強化を示唆しました。北朝鮮に制裁決議の採択をしてから3日後のミサイル発射。それを受け、国連安保理は15日に緊急会合を開催することを決めました。今年に入り過激化する北の挑発行動。一体、いつまで続くのでしょうか。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2017