米国が安保理に修正案提出 北朝鮮制裁案の採決へ

09/12 05:50 更新

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応を巡り、国連の安全保障理事会は、アメリカが提出した新たな制裁決議案をまもなく採決する予定です。国連本部から報告です。  (西尾哲也記者報告)  緊急会合は約1時間後に始まる予定ですが、北朝鮮の核実験からわずか1週間での採決は異例の早さといえます。  別所国連大使:「(Q.ロシアと中国とともに成果を出せると思いますか?)きょうの午後、頑張ります。成果を出せると願っています」  ANNが入手した制裁決議の修正案では、当初に盛り込まれていた北朝鮮への石油の全面的な禁輸を取り下げたほか、金正恩委員長に対する資産凍結や渡航禁止を見送りました。中国やロシアに配慮してアメリカが譲歩した形です。一方で、原油や石油精製品の輸出には上限を設けました。また、北朝鮮からの繊維製品の輸入禁止や出稼ぎ労働者の就労許可を禁止するなど、外貨獲得手段の遮断を狙った措置も盛り込まれています。ある安保理関係者は「今の状況であれば、中国もロシアも賛成してくれると思う」と期待感をにじませていますが、水面下の交渉はぎりぎりまで続くとみられ、全会一致で採択きるかどうかは最後まで予断を許さない状況が続きます。