専門家が分析 「核・ミサイル開発は突っ走る」

09/04 00:01 更新

 北朝鮮メディアが金正恩委員長の水素爆弾視察を報じ、その後、6回目となる核実験を行ったことについて、軍事技術に詳しい専門家は、北朝鮮は核の抑止力を誇示するため、今後も核・ミサイル実験を続けるだろうという見解を示しました。  未来工学研究所・小泉悠氏:「今、これだけアメリカとの関係が悪化していて、北朝鮮としては『我々は実効的な核抑止力を持っているんだ』ということを見せつけなければいけないのだと思います。そのためには、ミサイルの実験は相当、進んできているわけですから、そこでさらに、実用的な核弾頭の方も持っているんだというような実験をしたかったんじゃないかと思います。挑発というよりは、“核抑止力の誇示”と考えた方が良いんじゃないかと思うんです。アメリカに何かさせようとしているのではなくて、何もさせないようにしたい。具体的にいうと、現在の北朝鮮の政治体制、金委員長を中心とする政治体制を潰さないという体制の保証がほしいのだと思います。それが北朝鮮の最終的な目標なのだとすると、たぶんアメリカや中国がどれだけ制裁を掛けようが、核・ミサイル開発に関しては止めずに突っ走るのだと思うんです」