日本政府が北朝鮮に“接触” 水面下での交渉がカギ

06/15 17:13 更新

 米朝首脳会談の後、初めて日本の外務省担当者が北朝鮮と接触したことが分かりました。日本政府は北朝鮮側との接触について正式に公表しましたが、その北朝鮮側は認めていない、この差はどこにあるんでしょうか。  (政治部・前田洋平記者報告)  何度か機会を見つけて北朝鮮のキム・ヨングク氏に尋ねましたが、今も日本との接触については明言をしていません。この北朝鮮が慎重な姿勢を崩さない理由について、日本の外務省幹部は「日本との交渉は北朝鮮としても政治的なリスクを伴う」ためだとみています。実際に14日の会議の場でも北朝鮮側は外交政策についてスピーチをしましたが、日本との関係や拉致問題については触れませんでした。北朝鮮は反米、反日を掲げることで体制を維持してきました。それだけに方針転換は大きなかけとなります。日本の外務省幹部は「北朝鮮を懐柔するように、丁寧に交渉を重ねていかなければならない」と述べています。9月のロシア・ウラジオストクの国際フォーラムの場で日朝首脳会談を実現することができるのか。これは、今後も水面下での交渉が鍵を握ることとなりそうです。