政府・与党「区切り」 「総理に報告なし?」疑問も

05/10 17:16 更新

 加計学園の問題を巡り、これまで愛媛県職員との面会は「記憶にない」との説明を繰り返してきた柳瀬元総理秘書官が参考人招致されました。参考人招致を終えて政府・与党からはどのような声が出ているのでしょうか。  (政治部・原慎太郎記者報告)  政府・与党としては、驚くような新事実はなかったという受け止めが大半です。菅官房長官も学部新設のプロセスは適切だったと改めて強調しました。  菅官房長官:「柳瀬参考人は一つひとつの質問に丁寧に答えられていたんじゃないでしょうか。(学部新設のプロセスは)客観的に審査されて決定されたんじゃないでしょうか」  柳瀬氏が加計学園関係者との面会を認めたことについて、政府関係者は「面会したからといって加計ありきだったということはあり得ない」と強気の姿勢を崩していません。一方、自民党ですが、石破元幹事長は「総理に秘書官が面会の報告をしないことは普通、考えられない」などと疑問の声を上げています。ただ、党内の大半の議員は、このまま野党が追及を続けても安倍総理大臣の指示があったという決定的な証拠は出てこないという見方です。ある与党議員は、同じような質問と答弁が繰り返されたとして「まるで延々と終わらないテレビドラマを見せられている気分だ」とうんざりした様子を見せていました。野党側は、愛媛県知事の参考人招致や柳瀬氏と加計学園関係者の証人喚問を求めていますが、政府・与党は「一定の区切りが付いた」として、応じない構えです。