犯罪件数が“戦後最少”に 児童虐待は大幅増加

11/17 17:55 更新

 法務省は17日、今年の犯罪白書を公表しました。犯罪の件数が戦後初めて100万件を下回る一方で、児童虐待は大幅に増加しました。  犯罪白書によりますと、去年1年間の刑法犯の認知件数は前の年より約10万件減って約99万6000件となり、戦後初めて100万件を下回りました。14年連続の減少です。全体の7割を超える窃盗犯の件数が大きく減少を続けていることが背景にあるとみられます。検挙人数も戦後最少を更新しましたが、65歳以上の高齢者が占める割合は増加傾向にあり、初めて2割を超えました。また、児童虐待の検挙件数は前年に比べて30%以上増加して1041件となりました。これは10年前の約3.5倍です。児童虐待は密室で行われることが多く、立証が難しいのが特徴で、最高検察庁と法務省は対応する検事の研修を実施するなど対策を進めています。