中国では「神薬」 他人のポイントで龍角散を購入か

09/19 17:06 更新

 日本国内で他人のポイントを不正に入手して医薬品を購入したとして、中国人グループの主犯格の男が逮捕された。大量に買っていたのは、あの「龍角散」だった。  先月、逮捕された中国人の元留学生・魏星容疑者(23)。去年10月、ほかの男らと共謀し、他人の楽天ポイントを使って東京・新宿区の薬局2店舗で龍角散ダイレクトを72点約4万円相当を購入した疑いが持たれている。なぜ龍角散が狙われたのか。実は大気汚染が深刻な中国では、龍角散は神の薬「神薬」と呼ばれるほどの人気なのだ。魏容疑者は龍角散を中国などで転売するため購入したのか。警視庁によると、魏容疑者は留学時代に知り合った友人などと不正に入手した35人分の楽天IDとパスワードを使って10日間で合計70万円相当の龍角散ダイレクトを不正に購入したとみられている。このとき使われたパスワード入手の手口。それはパスワードリスト型攻撃と呼ばれるものだった可能性があるという。この手口は、悪意を持つ第三者がなんらかの手段で入手した他人のID、パスワードでウェブサイトにアクセスを試み、ログインしてしまうという手法。魏容疑者は、「不正なカードと分かってやりました」と容疑を認めているという。一方、龍角散側は「このような不正購入は誠に遺憾です」とコメントしている。