飲食店も苦悩…野菜が高騰 鍋料理いくらで作れる?

01/16 17:10 更新

 鍋を出す飲食店でも野菜集めに必死になっている。野菜の高値が続く今、鍋料理を作ると一体、いくらになるのか。実際に作ってみた。  とにもかくにも今、鍋野菜が高いのだ。去年の秋に日本を襲った台風や日照不足の影響で、レタスやキャベツ、ハクサイやホウレンソウなど鍋に使われる葉物野菜の価格が高騰している。では、実際に今、鍋を作るといくらかかるのだろうか。都内のスーパーの協力のもと寄せ鍋を作ってみる。鍋の強い味方、ハクサイ。本当は半分、入れたいところを4分の1カットに我慢しても平年の価格に比べ、2.7倍の158円。ネギは1割増しの158円。シュンギクは4割増しの138円だった。でき上がった寄せ鍋は総額で1445円。40円近く値段を下げたニンジンを加えても、平年に比べて200円近く高いことが分かった。野菜を大量に使う店はどうなのか。ちゃんこ鍋を提供する店では、野菜の価格高騰に頭を悩ませていた。  騏乃嵐、店主・石山和敏さん:「一番今、出る物なので、商品なので(買い出しでも)支払う時に1000円~2000円くらいすぐ変わっちゃいますから大変です」「(Q.店に出しているものはボリュームを変えたり、食材を変えたりというのは?)してないです。違う物、入れてとか家庭ならいいですよね」  野菜の値段は上がっても、味が変わらないよう代替品は使わないという。買い物自体にも苦労が…。カットされていないハクサイ丸々1個を買おうとすると、店を数店回ることもあるという。  騏乃嵐、店主・石山和敏さん:「品物が少ないし、入ってこないからカット野菜やって、通常だとある時だと(丸々1個を)奥から出してくれる」  この鍋に使われているハクサイ、ニラ、エノキだけで普段より1鍋につき150円から160円は価格が上がっているという。今、打てる手はあるのか。  騏乃嵐、店主・石山和敏さん:「特にないです。もう今はまた暖かくなって安くなるのを待っているだけですかね」