“炒め物”食べ3歳女児死亡 O-157感染経路は?

09/13 16:50 更新

 総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた人から相次いで「O-157」が検出された問題で、3歳の女の子が死亡していたことが分かった。女の子は同じ系列の店舗で購入したタケノコやエビの炒め物を食べていた。  前橋市保健所・渡辺直行所長:「2人の患者のうち幼児である患者が溶血性尿毒症症候群を発症し、お亡くなりになりました」  目に見えない小さな細菌が人の命を奪う恐怖。腸管出血性大腸菌「O-157」。先月、群馬県と埼玉県でポテトサラダなどを食べた男女19人が相次いで腹痛や下痢を訴えていた問題。いずれも快方に向かっているとみられていたが、その19人とは別に東京都内に住む3歳の女の子が今月8日、亡くなっていたことが分かった。都内の女の子がなぜ。これまで明らかになっていた19人はいずれも、同じ系列の総菜店で売られたポテトサラダなどを食べていた。その内訳は、埼玉県内の「でりしゃす籠原店」が9人、「でりしゃす熊谷店」が1人、群馬県内の「でりしゃす六供店」が9人。亡くなった女の子は先月、家族で前橋市に帰省した際に六供店の総菜を食べ、その後、体調を崩して都内の病院に入院していたという。食べたのはエビの炒め物など。  前橋市保健所・渡辺直行所長:「加熱食品であった炒め物などが中心に食されたと情報収集した」  六供店は、先月30日から3日間の営業停止処分を受け、その後、今月7日から営業を再開したばかり。13日から自主的に休業するという。  「でりしゃす六供店」の近所の人:「多分、子どもが亡くなられたんですかね。そう考えると、うちも小さい子がいてよく利用しているので、他人事ではなくて」  前橋市によると、亡くなった女の子の関係者1人も新たに発症したという。つまり、一連の被害者は21人。六供店では、量り売りのトングを複数の総菜で使い回していたことが判明。調理の際のまな板や包丁なども使い回していて、十分な消毒を行っていなかった疑いもあり、感染拡大につながった可能性がある。