築地のマグロ初セリ あの名物社長も悔しがった波乱

01/05 16:59 更新

 去年は7420万円もの高額で取引された本マグロ。5日に新春恒例の初競りが行われました。今年10月に移転するため最後となった築地では、あの名物社長も思わず悔しがるほどの波乱が起きた。  満面の笑顔でマグロを頬張る人たち。それもそのはず。物は5日朝、初競りで落とされた最高級のマグロ。築地最後となるマグロの初競り。早朝からの一日を追った。午前4時40分。築地市場に新年のあいさつが響いた。ここ数年、「最後の…」と言われ続けた築地での初競り。だが、延びに延びた豊洲への移転は今年10月に決まった。今年こそ、最後の初競りとなる。今年はさらに超巨大400キロ級のマグロが競りに登場することもあって注目が高まっていたのだが…。最後の最高値マグロを競り落とすのは誰になるのか。午前6時前。初競りの常連、すしざんまいの木村社長が登場。目の前には大きなマグロの姿が。その価格、3040万円。1キロあたりの値段は16万円と今年の最高値なのだが、あの話題の400キロマグロではなさそう。400キロマグロを落としたのはマグロ専門の仲卸業者「やま幸」。キロあたり9万円で価格は3645万円。7年ぶりに念願の最高値のマグロを獲得した。マグロを買い取った寿司店も興奮気味に語った。  鮨銀座おのでら・坂上暁史総料理長:「80年以上続いた(築地の)歴史のなかで、最後を締めくくらせてもらうのはありがたい。今後、豊洲に移りますけど寂しい思いもありますが、ありがとうございましたという気持ちでいっぱい」